夫が年末に、「家の温度が測りたいから、アマゾンで温度計買うね。」と言っていて、温度計といえば、昔ながらの壁掛けタイプを想像した私は、「え、部屋に飾るタイプならちゃんとしたの買わないとだめだよ。」と返したところ、「え〜、そういうのじゃないよ。ピストル型でボタンを押すと温度がはかれるやつ。」などと言って、画像を見せてくれるもよくわからず・・・。とりあえず必要ないときはしまっておけそうに見えたので「ふーん、必要なら注文したら?(内心は「また要らないモノ増やして!」)」と割と冷たく返事をして届いたのがこちら。

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こういう温度計が現代では一般的??私は初めて見ました。対象物に向けて、このボタンを押すと、赤外線が出て、そのものに触れずとも温度が測れるようなのです。どぎつい黄色なので、あぁ・・と思いましたが、使わないときにはしまっておけるので、嬉々として各部屋の温度を測りまくっている夫を横目でみながら、まぁなかったことにすればいいかと思っていたところ、夫が「調理にも使えるみたいだよ。」との一言。


えぇ?あの鉄のような棒がピーンと伸びた(一般的な調理用温度計)ものがなくても、油の温度が測れる??ちょうど先日、カリフラワーのフライをする予定があったので使って見ました。取って部分についているボタンを押しながら熱している最中の油に赤外線を向けると面白いようにどんどん温度があがっていくのがわかります。180度になったところでカリフラワーを投入すると、このようにからりと揚がりました。

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これでもう菜箸を油の中に突っ込んでぶくぶく泡が出たら揚げどきという方法は必要ありません。また菜箸ぶくぶく方式すらめんどうくさくて省略し、待ちきれなくて低い温度の油に揚げ物を投入し、なかなか上に上がってこない対象物を見てじりじりするということもなくなります!それから調理用温度計だと油の中などに入れた場合、あとで洗ったり拭いたりという手間がありますが、この温度計だと対象物に触れない(非接触型)ので、楽チンです。夫、なかなか良い買い物をしました。



まぁ上に書いた揚げ物は、家にモノを増やしたくない者としては菜箸ぶくぶく方式で十分なのですが、私が「使えるなぁ。」と思ったのが、甘酒作りの時。2年くらい前から冬になると乾燥米こうじを購入し、魔法瓶を使った甘酒作りにチャレンジしているのですが、家に温度計がなかったために、体を張って(笑)体感温度で麹が活性化するという60度という温度を測っていたため、うまくいったり、うまくいかなかったり・・・。これがあればやけどすることなしに、簡単に温度が測れます。

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今回きちんと温度を測りながら作った結果、成功しました!
乾燥米麹・ごはん・お水から作った甘酒、本当に甘くておいしい!

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我が家のように家の各所の温度も測りたい、調理にも使いたいという多目的に使用したい方がいたら、これ便利ですよ〜。(一度お湯の沸騰温度を測ったときに95度くらいだったので(私は標高500メートルくらいのところに住んでいます。)多少誤差があるのかなぁと思いましたが、家庭用でだいたいの温度を知りたいというときにはとても便利だと思います。ちなみに自分の体温も測って見ましたが、長袖Tシャツの上から脇に当てると30度、素肌に当てた状態だと36度でした。その後脇の下に入れるタイプの普通の体温計で測ると35.4度。体温を正確に知りたいときには、やはり体温計の方がいいのかな。)

我が夫はアマゾンイタリアで購入しましたが、値段的・見た目的にも一番近そうなのがこちら。



米麹は日本帰国時にこちらの板タイプを購入しました。欧州でも手に入るこのメーカーのぱらぱらタイプの乾燥米麹を以前使っていましたが、お米みたいな状態のそれに比べて、こちらは開けると板の表面上に白いワタのような菌が!ちょっと使うのに躊躇してしまいますが、このタイプは「こうじの力が強い」と書いてあります。今回裏面のレシピを参考に甘酒を作りましたが、塩麹とか、醤油麹とかのレシピも!これも作って見たいです。




おまけ
「僕なんかこんな子に頼らなくても、おしり温度計で、家の一番暖かい場所がすぐにわかるよ!」
おしり温度計、本当に機能しています。赤外線温度計で測った結果、(トイレ以外で)この辺りの床が家で一番暖かい!(床暖なので、パイプが集中している??)
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