ドイツに「黒い森のケーキ」という美味しいケーキがありますね。一応どんなものなのかを説明をすると、カカオ風味のスポンジに、キルシュ入り生クリームとさくらんぼのコンポートを挟み、外側も生クリームでデコレーションし、最後にチョコレートをふりかけ、さくらんぼを飾ったケーキです。イタリアでもポピュラーで、毎週行くスーパーにもいつもこのホールケーキが置いてあります。(残念ながら味は・・・・。ドイツの素敵なカフェで食べることをお勧めします。)

ティラミスはとても簡単なので、特におかし作りが得意ではない私もよく作るお菓子の1つなのですが、暑い季節には火を使わなくてもできるので、特にありがたいです。(過去にはオレンジやイチゴのティラミス抹茶のティラミスなんかも作っています。)

そして、今はさくらんぼの時期!美味しいさくらんぼが1キロ5.4ユーロくらいで出回っています。それから数ヶ月前からいつも私がティラミス用に使う、パヴェジーニというビスコッティにカカオ味が新商品として出始め、これを見た瞬間から、「さくらんぼの季節が来たら、黒い森ティラミスを作ろう!」とずっと楽しみにしていました。

用意したのは・・・
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○マスカルポーネクリーム(マスカルポーネ250g、生クリーム100ml(泡立てる)、砂糖小さじ4杯)
○パヴェジーニ(カカオ味)
○さくらんぼを半分に割って種を取り、お砂糖・レモン汁をかけ、しばらくおいたもの
○さくらんぼ(飾り用)
○チョコレート(飾り用)

今回はさらに面倒臭がりに磨きをかけて、いつもだったら、ビスコッティ(サボイアルディ等)を一枚一枚(コーヒー液や果汁に)浸すという作業があるのですが、それをする代わりに、
型に敷き詰めてから・・・
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上から果汁を適量かけるという方式にしました。
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これ結果的には全然OKでした。いつもより、パサパサしているなんてことは全くなく、通常通りしっとり仕上がりました。(ただ今回使ったパヴェジーニはティラミス用のビスコッティとして一番メジャーな「サヴォイアルディ(フィンガービスケット)」と比べると、3分の1くらいの薄さです。なので、サヴォイアルディを使う場合には、浸したほうが良いかもしれません。)

私はサヴォイアルディよりも軽く仕上がるパヴェジーニを使って作ったティラミスのほうが断然好みなので、次回からもこの方法でいけるかな。

そしてパヴェジーニ→果汁(+果肉)→マスカルポーネクリームを何回か繰り返し、最後にチョコレートをふりかけ、できあがり。(普通の黒いチョコレートのほうが黒い森ケーキ風なのですが、切らしていたので、今回はホワイトチョコレートで。飾りのさくらんぼを乗せてしまうと蓋が閉まらなくなってしまうので、飾りは食べるときにのせることに。)
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一晩寝かせて、翌日のおやつに。
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通常のパヴェジーニはこんな感じ。
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普通のクッキーなどと比べると空気をたくさん含んでいて、かなーり軽いです。(重さも味も)
1つ9kcalとのこと!それからも軽さをわかってもらえるかな??

パヴェジーニ、ティラミスを作る時にとてもおすすめなので、楽天やアマゾンで探すも、見つけられませんでした。(日本では売っていないのかな??)でも普通のクッキーでも十分美味しくできるので、ぜひカカオ味のクッキーで試してみてください!黒い森のケーキが好きな人は、絶対これも好きなはず!

しかし日本、マスカルポーネも意外と高いですよね。昔日本ではティラミスにマスカルポーネの代用としてクリームチーズを使うレシピがよくありましたが、マスカルポーネの味自体はクリームチーズのような酸味はなく、どちらかというと生クリームを濃くしたような味なので、乳脂肪分の多い生クリームを使って作ったほうが味的には近いのかなぁと思います。(クリームチーズを使っても、それはそれでチーズケーキのような味で美味しいと思いますが。)ただマスカルポーネはあわ立てた生クリームなどよりもかなり固い感じなので(それもあって、ティラミスのレシピでは、泡立てた卵白と混ぜたり、生クリームと混ぜたりしているのだと思います。)、生クリームだと冷やしても後から切るのがちょっと難しいかもしれない・・・。その場合は一人分ずつのカップに入れて作ったほうが良さそうです。フルーツのティラミスの場合だと、水を切ったヨーグルトや、グリークヨーグルトのようなもので作っても美味しそう・・・。(自分では試したことがないので、全て想像ですが・・・。)

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