新年より近藤麻理恵さんのお片づけ番組『Tidying up with Marie Kondo』がNetflixで始まりました。
見始めると止まらなくて、あっという間に8エピソードを見終わりました。
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イントロでこんまりさんがお片づけの順番を説明しているところ。
①衣類 ②本 ③紙類 ④小物 ⑤思い出のあるもの


近藤麻理恵さんのお片づけメソッドについては、何年か前に姉の家にあったこんまりさんの本をざっと読んでいたので、だいたいわかっているつもりでしたが、今回実際に番組の中でお片づけ指導をしているところを見て、良いなと思った点を挙げてみたいと思います。


◯整理整頓グッズを使用しない

こんまりさんがお片づけに・・・と持ってくるのは空き箱のみ。引き出しやクローゼットのサイズを測って、仕切りグッズや便利グッズを買うとかそういうことはありません。ライフスタイルのブログが好きで、プロの方(ライフオーガナイザーや収納アドバイザー等)のブログなども時々見るのですが、整理整頓が得意ではない私のようなものから見ると、「ちゃんとできている時はいいけれど、ちょっとでもいい加減になってきたら、この整理整頓グッズがいの一番にゴミになりそう・・・。」という懸念がいつもあったので、こんまり流はこの点がなくて、いいなぁと思いました。


◯今の家で、今あるもので、最大限のキレイを目指す

上の項目にも関係していることなのですが、今回出てきた8家族とも物が多くて、それが溢れて困っているお宅でした。(1家族のみ亡くなった旦那さんの遺品整理がメインという回がありましたが)なので断捨離が必須なのに、さらに新しい整理整頓グッズを買って・・・となるとなんだか矛盾しているような気がするのですが、そういうこともなく、もともとある家具などを利用して、綺麗にしていくという点がすごくいいなと思いました。
そしてニューズウィーク日本のこの番組に関するネット記事を見て「なるほど」と思ったのですが、確かに欧米では、物が多すぎて困っていると、より大きな家に引っ越すとか、リノベーションで収納場所や部屋の間取りを作り変えるとかそういう思考になる人が多い気がします。そんな中、このこんまりさんのお片づけはとてもハードルが低いというか、予算がなくても、誰にでも気軽に始められるところがいいですね。


◯こんまりさんの優しい一言に心打たれる

ミネソタの大きな家からロサンゼルスの小さなアパートに引っ越してきて、口には出さないけれども、おそらく沈んでいるであろう4人家族(すごく素敵な家族で、私の一番好きな回です。)に対して、「素敵なおうちですね」と優しく声をかけたり、旦那さんを亡くして、悲しみの中にいるけれども新しい一歩を踏み出したいという女性に対して、「このお家はすごく良い気が流れていますね。」と元気が出そうな温かい言葉をかけたり、お片づけのみならず、家族に寄り添っている感じが、番組を見ていて、とてもあたたかな気持ちになりました。


家は3回建てないと理想の家にならない等と言われるように、『完璧』と思える家に住んでいる人は少ないと思います。でも、どんな家でも、『磨けば輝く』というのがこの番組を見ているとよくわかります。私も最近掃除・片付け熱が低下していたので、また今日から頑張ろう。。

マンガも出てるんですね〜。

マンガで読む人生がときめく片づけの魔法 [ 近藤麻理恵 ]
マンガで読む人生がときめく片づけの魔法 [ 近藤麻理恵 ]


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