仕事を辞めてから、3年以上経ちます。
我が家は子供がいないので、子育てもしていないし、
家にいるのが好きなので、普段いつも家にいるし、
自分は、社会の役にはまるで立っていないな…と思っていました。

そう思っていたのは

◯(仕事をしていないので)税金を払っていない
◯ボランティアのような活動もしていない

からなのですが、先日ホリスティック美容家の岸紅子さんのブログ記事を知って、「自分も多大な社会貢献」をしていたことに気がつきました。

岸さんは

『健康は社会貢献』

と謳っています。

日本では医療費と介護費を足せば、税収を上回るそうです。
現在イタリアに住んでいる私は、イタリアの医療制度の恩恵を受けているのですが、基本的に、イタリアでは、お医者さんに診察してもらったり、病院に入院したりした場合の費用は無料です。
(健康診断目的の自らが望んだ様々な検査などはお金がかかりますが、その費用も割と安めです。)

私は昔から体が丈夫で、また自らも風邪をひかないようになど
普段から気をつけているため、今までほとんどお医者さんや病院のお世話
になっていないので、それだけでもずいぶん社会貢献をしていたわ…と。

またイタリアでは6年程働いていましたが、
この当時も、体が丈夫なため、お休みしたことは本当にわずか。
イタリアでは日本とは異なり、普通の風邪でも、傷病休暇が与えられるので、イタリア人同僚は本当によく休むのです。でもこれも大部分は税金から賄われているので、この時はさらに社会貢献していたわ…。まぁこれは専業主婦時代の話ではないので、今回の趣旨からは外れますが…。

このように、私はたまたま見つけた岸紅子さんの記事にとても救われましたが、
専業主婦でも、何か必ず社会の役になっていることがあるものだなと。
子育てをしている方は、未来の人材を育成するという面で最大の社会貢献だし、
電車の中で体の不自由な方や妊婦さん、お年寄りに席を譲ったり、
お店の人と笑顔で接するなども立派な社会貢献ですよね。
特に、こういう小さな貢献は、専業主婦の得意とするところかと。
働いているときは、疲れていて余裕がなく、なかなか難しいので…。


私がこのように『何も役に立っていない』と肩身の狭い思いになったのは、
おそらく移民として、外国に暮らしているせいもあるかもしれません。

ずっと母国である日本で暮らしていたら、のほほんと何も考えずに
専業主婦を謳歌していたかも。

というのも近頃はイタリアでも移民が増え、移民に対する風当たりがとても強く、
『イタリアに来ても、仕事もせず、イタリア国民が汗を流して納めた税金を食い物にしている』
などの声が大きくなってきているからかもしれません。

ただ、その一方で、働けば働いたで、
『外国から来て、イタリア人の仕事を奪っている。』
という声も出てくるのですが…。

まぁ、いろいろ難しいですが、
専業主婦でも、社会貢献はしているので、もっと胸を張って
堂々と生きましょうという話でした。


このニャンコは一日中ゴロゴロしているように見えて、
家族のみんなを癒すという最大の社会貢献をしていましたね〜。
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