ギリシャ旅行3日目は、テッサロニキ発の『アトス山クルーズ』に参加しました。アリストテレス広場集合で、人数が少なかったのか（参加者は私たちを含めて六人、プラス運転手さんとガイドさん）、バンのような車でクルーズが出発するウラノポリという町に向かいました。参加者がイタリア系アルゼンチン人、イタリア長期在住のカナダ人、イタリア人姉妹、私たち夫婦と、全員イタリア関連（？）だったので、ガイドさんもイタリア語で説明をしてくれたりしていました。（本来は英語・ギリシャ語のツアーでした）

ウラノポリで、３０分くらい自由時間があり（私たちはトイレに行きたかったので、近くのカフェへ直行）、その後グラスボトムボートという船の底の一部がガラス張りになっていて海の中が見えるボートで約３時間くらい、アトス山の周りを周遊しました。このアトス山の周りには２０もの修道院が点在しており、それを海上から眺めるのが、このクルーズの目的なのですが、なぜ船から？？というと、このアトス山、女人禁制なので、女性は入山できません。（男性は観光客でも特別なビザを申請すれば入れるようです。）なので女性観光客は海上から見るのみとなっています。


ウラノポリの町



カモメたち






ロシア人の女性がパンを持っていて、それを投げるとカモメが上手にキャッチして食べるのですよ〜！その女性が「あなたもやってみる？」とパンを少しくれたので、私もやってみたら、楽しい、楽しい。（笑）


シモノペトラ修道院が見たくて、このツアーに参加したのですが、カモメに夢中で、シモノペトラ修道院、見逃しました…。見たかもしれないけれど、どれがどれだかわからず。ちなみに途中からイルカ２頭が船の後をついてきていてよく見たかったけれど、ジャンプとかはしなかったので、背びれが少し見えただけでした。残念。

修道院色々（女性が乗っている船はあまり近くに近づけないらしく、かなり遠目です。）






これは修道院というよりも、「五つ星ホテル？」と思ったくらい、豪華絢爛な感じ。


点在する小さな島々を見ながら帰路。





ウラノポリの街に戻って遅いランチ。まだシーズン前なので、空いているレストランがほとんどなく、唯一空いていた海辺のレストランで食事をしました。メインを注文したら、付け合わせがなかったので、後からフライドポテトも追加。



食後は近くのビーチまで行って、足だけつけて見ました。一人だけ海に入っている子がいましたが、少し冷たいけど、このくらいなら入れる感じ。ただ、5月末だと学校がお休みではないので、人はほとんどいませんでした。ハルキディキと呼ばれるこのあたりは、ビーチリゾートとしても有名なようなので、6月からはたくさん人が来るようです。（特にロシアからの観光客に人気らしい。）

テッサロニキ中心から、ウラノポリの街まで片道２時間半、車中合計５時間という旅で、疲れましたが、何と言っても海の上は気持ちがいいし、お天気にも恵まれて、楽しい旅でした。


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